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zoom RSS 動画アップ きく8号をモニタリング中、異様に明るい静止衛星を2個発見

<<   作成日時 : 2016/10/27 22:01   >>

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間もなく打上げから10年となる巨大衛星「きく8号」は、2012年4月以降、推薬節約のため、南北軌道制御が行われていません。
http://www.jaxa.jp/press/2010/06/20100602_sac_kiku8.pdf
このため、年々、軌道傾斜角が大きくなっており、現在は5.09度です。
きく8号を地上から見ると、小さな8の字を描いて動きます。

久しぶりの晴天に恵まれた10月6日夜、ほぼ衝の位置にある「きく8号」をモニタリング中、きく8号のすぐ近くで2つの静止衛星が7等まで増光していることに気付き、撮影を行いました。

カメラは固定。最初の画面で右下にある輝星は、くじら座Φ2星(5.2等)。

恒星が日周運動で右へ動いていくなか、画面のほぼ中央と右下に、動かない点があることが、お分かり頂けると思います。

中央:PALAPA C2(23864、傾斜角5.09度)
右下:EXPRESS 4A (27441、傾斜角5.62度)

元の画像では、PALAPA C2のすぐ右に、きく8号も写っているのですが、ほぼ限界の9.5等級であり、YOU TUBE の画面では分かりません。

WAT-902H2 ULTIMATE , Nikon105mm F1.8
画質720Pで再生して下さい。8倍速。


下の図は、SPACE-TRACKの「Recent TLEs」のコーナーにある「GEO」 に登載されている全衛星をHeavensatで読み込み、今回の撮影時刻である2016年10月6日23時1分30秒の位置を星図上に表示したものです。

衛星名は非表示(画面がうるさくなるため)。

日照下にある衛星は緑、地球の影にある衛星は青で表示。

白線のサークルは、静止高度での地球の本影を示しています。サークル内の衛星が青表示になっており、「静止衛星の食」の状態にあることが分かります。
このサークルは、これから冬至にかけて、どんどん北へ上がって行きます。

8の字になっているのは、PALAPA C2の軌跡です。PALAPA C2のすぐ右側、ボックスに重なって表示されているのが「きく8号」、きく8号の右下にあるのが、EXPRESS 4Aです。

3衛星とも、軌道傾斜角は5度台、かつ周期は地球と同期しているため、同じような8の字を描きます。

撮影時、3衛星は地球の本影の真南にあり、ほぼ衝の位置にあることもお分かり頂けるかと思います。

どのような条件下で増光が起こるのか、撮影時間帯をかえて調べてみたいと思います。
画像


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