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zoom RSS HTV-5で運ばれ「きぼう」から放出のキューブサットの再突入が英仏で目撃 目撃史上、最少質量

<<   作成日時 : 2016/10/12 21:24   >>

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やや旧聞になります。以下、時刻は日本時間です。

小型衛星「Flock 2B-2 (40951/1998-067HC)のリエントリが、10月3日3時43分にイギリス南東部からフランス北西部にかけての地域で目撃、撮影されています。

SPACE-TRACKによる最終予報(10月3日8時4分作成)は、10月3日7時24分(±23分)となっており、ズレは大きいですが、Flock 2B-2のリエントリとみて間違いないようです。

以下は、記事へのリンク。(動画あり)
http://spaceflight101.com/re-entry/planet-labs-earth-observation-satellite-burns-up-over-english-channel/

以下は、国際流星機構の記事。(写真あり)
http://imo.net/node/1709

Flock 2B-2のサイズは、いわゆる3U。

Ted Molczan氏は、

The mass of the object, 4.5 kg, is by far the lowest of the more than 250 historical re-entry sightings that I have catalogued. The next closest objects were greater than 60 kg.

と投稿されています。

確かに、同氏が作成されている素晴らしいリスト「Visually Observed Natural Re-entries of Earth Satellites」を見ても、これほど小さい物体の再突入火球の目撃例はいまだかつてありません。

小型衛星の再突入予報は、これまでほとんどノーマークでしたが、今後は要注意です。

※Flockシリーズについて

FlockシリーズはPlanet Labs社が開発・運用する地球観測衛星。大きさは3U。
Flock 2BシリーズはFlock 2B-1からFlock 2B-14の計14機で構成。

14機とも2015年8月に「こうのとり5号機」でISSへ運ばれました。
同年10月、「きぼう」のエアロックから放出機構「NRCD」とロボットアームを使って放出開始。

ただし、Flock 2B-11と2B-12の2機は放出機構の不具合により放出されず。

油井飛行士はどのように放出作業に関わったかを知りたくてJAXAのHPを閲覧しましたが、詳しいことはほとんど分かりませんでした。

http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/yui/result/

上記のページに
「「きぼう」の機能を利用して、米国Nanoracks社の超小型衛星も多数放出されましたが、油井宇宙飛行士はその超小型衛星の設置などの準備作業に携わりました。」

とあります。

うん?

NRCDから放出されたのはFlock 2Bシリーズとデンマークの衛星2個のはずで、Nanoracks社の衛星は油井さんのミッション中はなかったはずです。

実は、放出機構「NRCD」は「NanoRacks CubeSat Deployer」の略で、Nanoracks社製です。

どうも、JAXAの記述は、放出機構と衛星の開発メーカーを混同しているようです。

正しくは、「米国Nanoracks社製の放出機構を使って米国Planet Labs社の超小型衛星なども多数放出されました・・・」だと思います。


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