人工衛星の落下予報・光学観測

アクセスカウンタ

zoom RSS 「ひとみ」初回パス 並行する「第三の物体」はおそらくChubuSat-3 (2016/3/18)

<<   作成日時 : 2016/03/18 22:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

H2Aロケット30号機由来の物体は、以下のとおり6個がカタログに掲載。

41337 ASTRO H (2016-012A)
41338 CHUBUSAT 2 (2016-012B)
41339 CHUBUSAT 3 (2016-012C)
41340 HORYU 4 (2016-012D)
41341 H-2A R/B (2016-012E)
41342 H-2A DEB (2016-012F)

以前に「撮って出し」で紹介しましたが、筆者は打上げ後、1周回目の可視パスをビデオ撮影しました。

その際、「ひとみ」とH2Aロケットに並行する「第三の物体」が写りました。これは何か?

Heavensat2.4.1を使って検証してみました。

なお、打上げ直後に公表されたTLEでは映像とうまく一致しないため、少し落ち着いた(?)と思われる打上げ1週間後のTLEを使用。

まずは、ビデオを再掲。WAT-902H2 ULTIMATE ,25mm F1.4。
画質720Pで再生してください。



画面下に、上下に並んだ星があります。右上がエリダヌス座υ1(4.5等)、左下が同υ2(3.8等)です。

開始直後、画面右(西)から現れて左へ動く3等級の物体がH2Aロケット。廃棄された燃料と思われる雲に包まれており、その雲は徐々に広がって薄くなります。

約9秒遅れて現れるのが「ひとみ」です。明るさは5等〜6等。

「第三の物体」は、最初は写っていません。

左下の時刻表示で19時34分22秒に、ロケットと「ひとみ」の中間地点からややロケット寄りの位置で増光、19時34分30秒に急激に減光して見えなくなります。明るさは「ひとみ」と同じくらい。

ここで19時34分25秒の6物体の位置をHeavensatで表示します。画面下に上記のエリダヌス座υ1とυ2があります。

画像

ロケット→鳳龍四号→ChubuSat-3→ChubuSat-2→ひとみ と、分離した順番にきれいに並んでいます。

副衛星3機は1度以内に密集していますが、最もよくビデオと一致する場所にいるのは、ChubuSat-3のようです。
副衛星はどれも小さな衛星(約60センチの立方体)ですが、条件が良いとここまで明るくなるのですね。十分に光学観測の対象になります。

ちなみに、筆者が昨年撮影した「うめ1号」は、直径1メートル、高さ80センチの衛星で、軌道高度も1,000キロありますが、4等級まで増光しました。
http://keck2.at.webry.info/201511/article_1.html

※このブログの更新はツイッターでどうぞ
 http://twitter.com/keck2keck2

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「ひとみ」初回パス 並行する「第三の物体」はおそらくChubuSat-3 (2016/3/18) 人工衛星の落下予報・光学観測/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる